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小説①

僕は21歳、大学3年生だ。昔から自分の容姿に自信がない。小学生の頃にブサイクといじめられ、顔は豚だの鼠だと罵倒された。中学校に上がる頃には髭が濃くなり、髪の毛はチリチリになり始め、不潔感が増した。そして、はやくも高校生になって前髪が薄くなり始めたのだ。


「あれ、お前ハゲてね?」初めてそれを言われたときはかなりショックだった。若干だがm字ハゲが進行し始めたのである。その日から学校に通うのが憂鬱になっていた。何かあるたびにハゲ、ハゲといじられ、みんなの笑い者にされていたのである。そして薄毛はどんどん進行し、大学生になったころには立派なm字ハゲが出来上がっていたのである。


僕は彼女を作ることを諦めていた。何しろ容姿がブサイクであったし、ハゲハゲと言われる度に自分に自信をなくしていたのである。当然近寄ってくる女の子はおらず、1人寂しく家でオナニーする日が毎日続いていた。


そしてやがて、自分は性癖が普通でないことを悟るのであった。いつものように家でオナニーのおかずを探していると、洋物の寝取られものを発見したのである。当然僕は彼女が出来たことがないので寝取られる夫に対して自分を重ねることはできなかったが、2人の男女に奴隷のように扱われ見下されることが快感のような気がしてきたのである。全くもって立場が上で、いわば「リア充」と言われる人たちに、自分のようなブサイクなハゲがゴミのように扱われるのは、屈辱と同時に快感であった。むしろ、屈辱が快感に変わった、というべきか。自分も同じような経験をしてみたい、と強く思うようになった。


それから僕はさらに調べ、カップル奴隷というものを知った。カップルに奴隷のように扱われラブホ代を払わされる。こんな屈辱的なことがあるだろうか。そういったカップルを募集している者、また、そういった奴隷を募集しているカップルの投稿を目にしていると、僕の使い道のない小さな息子が徐々に膨らんできたのである。そして、僕はついにあるサイトに辿り着いたのである。それは、カップル奴隷専用のラブホだったのである。このラブホに1人で乗り込むことを決意するのにそう時間はかからなかった。


このラブホは非常に画期的なシステムであった。奴隷がカップルのためにラブホ代を払い、身の回りの世話をするのだが、奴隷とカップルの出会いはネット上ではなく、このラブホで行われるのである。詳しくは追って説明する。


現地に着いたのは夜11時であった。建物自体は普通のラブホのようにキラキラした、王国のような飾りではない。灰色のビルであり、入り口には丁寧なスタッフが待機していた。
「3500円になります」と案内され、料金を払い終わると、中で暗い部屋にガンガンとヒップホップが流れ、若い男女が踊っている光景を目にした。そう、このラブホの玄関はクラブとなっているのだ。


僕は見慣れない光景に一旦落ち着くためにビールを注文し、近くのソファーに座った。見渡す限り大量の人がいるが、不思議と踊っているほとんどの人が若く、また顔の整った連中ばかりだった。彼女や彼らは踊り、お互いにフィーリングが合えば、上の階のラブホの部屋に行って熱い夜を過ごすのだろうか。僕には体験することもできないことだと考えると羨ましく、悲しかったが同時にこの人達に早く罵倒されたい、と強く願うようになった。自分のようにパッとしない見た目でソファーに座っている者も何人かいた。彼らも奴隷希望だろうか。


一杯のビールを飲み終えると同時に僕は席を立ち、奥のエレベーターへと向かった。そして、3階のボタンを押した。3階は通称「奴隷フロア」である。奴隷を求めるカップルが向かうフロアであり、他のフロアは一般的なラブホと変わらぬ仕様になっていた。
3階へ上がると、ドアが開いた先にはタッチパネルのスクリーンがあった。このスクリーンに従い身分証、およびクレジットカードを挿入し、プロフィール入力の手続きを済ませた。いよいよもう少しでカップルと対面できるのである。「奥の更衣室でお着替えください」との画面で案内があったので、更衣室に行き荷物を預けた。また、同時に今日用意していた格好に着替えた。


その格好、というのは、なんとも滑稽なものだった。女性の下着姿である(ネットでブラジャーとパンティーを注文した)。童貞であり短小包茎の自分は最早男ではない。このようなゴミのような存在にふさわしい格好はオカマのようなものであった。そしてマジックでガムテープに「ハゲ童貞」と書き、額に貼ったのである。


自分はこの格好が恥ずかしくて仕方なかった。そして、それが同時に快感であった。僕はエレベーターの方に向かい、タッチパネルでスタートボタンを押した。すると、天井から足枷と手枷が降りてきた。僕は自らそれらを装着し、天井からぶら下がった。それは、エレベーターの眼の前でm字開脚をすることと同等だった。女性の下着姿で。


しばらくしてもカップルは現れなかったが、自分の中で高まる緊張と胸なりは抑えられなかった。これを見て彼らはどんなリアクションをするだろう。想像するだけで恥ずかしく、そして屈辱的だった。


すると、エレベーターの階のボタンが1階から上がっていくのを目にした。3階にとまり、ドアが開くとそこにはスラっとした長髪のイケメンと金髪で華奢な美人のギャルが立っていた。僕のような下劣な見た目とは正反対の美男美女である。ギャルは俺のこと見て、「うわ、きも!」と言い捨て、男は爆笑していた。「ねーいこいこ」と彼氏に言い、そそくさと彼を連れて部屋へと消えていった。


このようにして彼らは僕を無視して行ってしまったのだが、これもシステムのうちなのである。気に入った奴隷がいたら足枷を解除してくれるが、そうではないと普通にラブホとしてこの建物を利用する。また、奴隷として使ってくれたカップルにはラブホの全代金を払うのだが、このように過ぎ去って行くカップルにも一部支払われる。彼らが部屋に入っていく瞬間、僕のクレジットカードから1000円が引かれた。そう、僕はいわばこのラブホの割引券のようなもので、このラブホに飼われている犬である。


また、言い忘れていたが彼らがエレベーターをあがってくる最中にはエレベーター内で僕のプロフィールが表示される。「21歳、大学生の若ハゲです。ちんこは包茎で大きさは勃起時に10cmしかありません。なんでもしますので是非奴隷にしてください」
やがて沢山のカップルがこの3階に到着しては僕を笑い者にしていった。「お前ほんま大学生なん?ハゲすぎやろ」
「うわブサイクだな、頑張れよ」
「その格好、負け犬のお前にピッタリだな」
「ちんこパンティーに収まってんじゃん、ちっさ」
「女装してんの?きも」
「奴隷とか終わってるな」
などと色々と罵倒されたが、なかでも一番きついのはただただ無視されることである。当たり前のようにカップルが過ぎていくと見向きもしなくても僕の財産から1000円消えるのである。


だが、この奴隷制度で唯一与えられた特権というものがある。というのは奴隷の前にモニターが映し出され、そこに3階の全部屋の監視カメラの映像が映っている。先ほど自分のことをバカにしていったカップル達が激しく愛し合う様を鑑賞することができる。僕は手足を封じられているので、それを見ながらオナニーもできずひたすら我慢汁を垂れながしていた。そして悔しくも湿っていくパンティーを見てカップル達は汚物を見るような目で去って行くのである。


続く
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